大阪市中央公会堂

世界の歴史的偉人が講演を行った施設

大阪市中央公会堂は、岩本栄之助氏の寄付をもとに原案を岡田信一郎、実施設計を辰野金吾、片岡安が行い1918年に竣工しました。以来、国際的な一流アーティストによるオペラやコンサートをはじめ、アインシュタインやヘレン・ケラーなど各界著名人の講演会も数多く開催されるなど、大阪の文化・芸術の発信拠点として、広く市民の皆様に親しまれています。2002年には、保存再生工事が施され、美しい外観と内部意匠が歴史的建築物として極めて重要であるとして国の重要文化財に指定されている中之島を代表する人気観光スポットです。

見どころ

大阪クラシック

毎年秋には、大阪フィルハーモニー交響楽団を中心とした音楽祭である「大阪クラシック」が大阪市中央公会堂をはじめ、大阪のメインストリートである御堂筋と水の都大阪を象徴する中之島エリア全体で開催されます。

普段、クラシック音楽に触れる機会が少ない方々でも気軽に楽しめる催しとして定着しています。

建物そのもの

大阪市中央公会堂は日本でも有数の公会堂建築として国の重要文化財に指定されています。赤レンガを用いたネオ・ルネッサンス様式の美しい建築は昼間に見るのもいいですが、夜にライトアップされた姿も一味違う美しさです。